ビジネス

2016.05.07

中国「爆買い」市場に英ファッション界も参入 政府の支援も

英ブランド「メアリー・カトランズ」16/17年秋冬コレクション(Photo by Danny Martindale/WireImage)


中国ファッションと英国のインディーズ・ブランドの組み合わせは、市場で注目を集め、更に多くの顧客を取り込む戦略だ。若い中国の消費者らは、ロゴを前面に押し出した「いかにも」なブランド品から距離を置きつつある。彼らの心を捉えるのが、クリストファー・ケイン(Christopher Kane)やメアリー・カトランズ(Mary Katrantzou)といったブランドだ。

メアリー・カトランズのTrino Verkade CEOは、米ファッション業界誌「Women’s Wear Daily」のインタビューで「チャイナ・ファッションウィークへの参加を通じ、中国でのブランドの認知度を向上させたい」と語った。

「今後、英国と中国のファッション界の交流はますます活発となり、ビジネスチャンスは拡大の一途を辿るでしょう」とUKTIの担当者は言う。英国のインディーズ・ブランドが次々に中国上陸を果たす日は、間近に迫っているようだ。

編集=上田裕資

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