アップル、iOS専用「VRゴーグル」を開発中 特許画像で判明

Credit: Apple


また、アップルの幹部が最先端のVR/AR研究で知られるスタンフォード大学のバーチャルヒューマンインタラクション研究所(Virtual Human Interaction Lab)を最近頻繁に訪れていることも明らかになっている。ウォールストリート・ジャーナルによると、同研究所でディレクターを務めるジェレミー・バイレンソンは次のように述べたという。

「これまで13年間、一度も我々の研究所を訪れたことがなかったアップルが、この3か月間で3度も来ている。彼らは研究所では一言も話さないが、研究内容に関心があることは確かだ」。

iOS専用の「VRゴーグル」を開発中との観測

アップルのVRデバイスは一体どのようなものなのだろうか。一部で噂されるようにVRをMFi(Made For iPhone)プログラムに加えてサードパーティー製ヘッドセットを展開するのか、それともアップルが自社開発するのかは不明だ。

アップルが2013年に取得した特許(USPTO 8,605,008)の出願書類を見ると、同社がヘッドマウントディスプレイの開発を検討していることがわかる。書類にはデバイスの図と合わせて以下の説明が記載されている。

「ユーザーにパーソナルなメディア視聴体験を提供するためのゴーグルシステム。このゴーグルシステムは、外装カバー、フレーム、映像を映し出す部品、映像を見るためのレンズなどから構成される」

Macrumor.com によると、証券会社パイパー・ジェフリーの著名アナリスト、ジーン・マンスターは、アップルのAR/VRデバイスがiOS製品専用のヘッドセットになると予想しているという。

編集=上田裕資

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