だが最近では、仕事は思っているほど“無駄に時間を食う“ものではない。テクノロジーの進歩によってリモートワークが可能になったし、フレキシブルな勤務時間やスケジュールを受け入れる企業も増えている。フレックスタイム制の仕事が見つけられる求人サイトFlexJobs.comでは最近、同サイトに寄せられる求人広告を調査。勤務スケジュールの自由度が高く、年収も高い仕事のトップ10リストを発表した。
リスト作成にあたって対象としたのは、フルタイムの仕事で、勤務の開始時間と終了時間を自分で選ぶことができ、働く時間帯を選ぶことができる、あるいは子どもが病気になったなどのプライベートの都合で勤務時間をずらすことができる仕事。必ずしもリモートワークではなく、自分で働く時間をコントロールできる仕事となる。
そうした仕事の中で最も高収入なのは、精神科医。FlexJob.comに出されている求人広告では、年収提示額は約10万ドル(約1,112万円)~24万ドル(約2,670万円)。最も高い提示額は24万8,364ドル(約2,764万円)だった。この仕事に就くには、医学の学位が必要だ。
顧問弁護士もフレックスタイム制で高収入が得られる仕事だ。法律の学位が必要で高い技能が求められる仕事ではあるが、同サイトの求人広告によれば、この仕事に就けば年収12万7,761ドル(約1,421万円)~22万4,286ドル(約2,495万円)を得ることができる。自分で働く時間を決められる仕事で、これだけ貰えれば悪くないはずだ。
テクノロジー分野では、ウェブアプリケーション・フレームワークのルビー・オン・レイルズ(Ruby on Rails)の専門知識を持つ開発者になると、年収12万6,000ドル(約1,402万円)以上を稼ぐことができる。FlexJobs.comによれば、こうした類の仕事では最高16万ドル(約1,780万円)の報酬が提示されたことがある。
FlexJobs.comが発表したランキングのトップ5は以下の通り。
1. 精神科医
2. 顧問弁護士
3. エグゼクティブ・セールス・ディレクター
4. ルビー・オン・レイルズ開発者
5. 事業開発責任者