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最愛のパートナーとふたりで楽しむ、ホリデーシーズンの特別な食事であればやはりとっておきの非日常を味わえるスペシャルなシチュエーションでいただきたい。そこで料理はもちろん、酒、眺望、サービスなど、さまざまな要素で最高にドラマティックな演出ができる東京きっての特等席を5軒、厳選してご紹介。もちろん席には限りあり。予約はお早めに!



庭園の眺めを個室で独占する贅沢な午餐 イル・テアトロ(東京・目白

 東京・目白の高台は昔、椿が自生する景勝地だった。その地に明治の元勲山縣有朋公が築いたのが「椿山荘(現・ホテル椿山荘東京)」。この庭園は、当時の文化人に「日本で最も天然趣味に優れた名園」と評価された。緩やかな傾斜を生かした芝生園地や、湧水の流れを特徴とする庭には、いまも四季を通して花が咲き、滝の音や小鳥のさえずりが聴こえる。

 ホテル内には、そんな名園の眺めをふたりで独占できる個室をもつレストランがいくつか存在するが、なかでも「イル・テアトロ」の個室からの見晴らしのよさは格別。窓外に広がる森のような緑の中には有形文化財の三重塔がそびえ立ち、歴史の香りを漂わせる。一方ベネツィアングラスのシャンデリアがきらめく個室内は、エレガントなディナープレートを納めた飾り棚を配したクラシックなインテリア。その和洋折衷感が、独特の魅力を醸し出す。

 厨房で采配を振る猿田恵三シェフは、カルパッチョの魚を日本の刺身のように切りつけるなど、日本の調理技法も取り入れ、旬の素材の味わいを北イタリア料理に落とし込むベテラン。常時4~5種が揃う自家製生パスタは、イタリア産セモリナ粉のうまみと手打ちならではのもちもちした食感が楽しく、これを目当てに訪れる常連も少なくないとか。リゾットの米は、ダシをよく吸うよう
にイタリア米を1年寝かせて使用しているという。猿田シェフいわく「メニューは庭との一体感を考えて季節ごとに変更しています」。

 冬到来。庭園にクリスマスの装飾が施され、「イル・テアトロ」でもクリスマスメニューがスタートした。庭園の華やかな装いとともに、三大珍味を取り入れた贅沢な冬の味覚をふたりきりで満喫したい。

IL TEATRO
●東京都文京区関口2-10-8 ホテル椿山荘東京3F
☎ 03-3943-5489
営12:00〜14:30LO/17:30~21:00LO
無休 
ランチ¥3,611〜、ディナー¥11,574〜、グラスワイン¥1,482〜。
hotel-chinzanso-tokyo.jp
 

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