あなたは良い上司? ダメなボスぶりを判断する3つの基準

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問題が起きたとき、部下がすぐにそれを自分に報告してくれるかどうか(また、どの程度報告しているか)に注意を払おう。情報が入ってこないなら、あなた自身が部下に対し、悪いニュースはいらないというメッセージを送っている可能性もある。

さらに注意が必要なのは、あなた自身のボスが、あなたより先に部下から報告を受けてないかどうかだ。もしこれが起きていれば、リーダーとしてのあなたにとっては、非常に良くない兆候だ。

警告サイン3. 企業年金に加入している従業員がいる

一定額以上の年収を得て、企業年金に加入している従業員の中には、自分の生活やキャリアを自ら管理しようとするのではなく、退職の時期まで現状を維持できればよいとの思考に陥りがちな人たちもいる。だが、何かを起こそうとする当事者意識も、説明責任を負う意識がなく、責任感もない人たちが、そんな状況にあぐらをかこうというのは欲張りすぎというものだ。

多くのリーダーたちが気付かずにいるのは、自分たちとこうした従業員の関係の築き方が、彼らのそうした考えを生んでいる場合が多いということだ。

多くの組織では、上司がこうした従業員に対し、“世界観”を押し付けてしまっている。「この業界は今、こういう状況にある」などと教えてあげることは、彼らに「こう考えろ」と指示していることと同じだ。市場についてであれ、競合他社についてであれ、あるいは自社製品の品質についてであれ、自分で情報を集め、自分なりの見方をもつよう勧めることが、組織内のすべての人にとっての利益になる。

編集 = 木内涼子

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