「水中ドローン」でダイバー気分 水深100メートルで撮影可能

VCG / Shutterstock


サンフランシスコのテック企業OpenROVは、クラウドファンディングサイトのKickstarterで、娯楽用水中ドローン「Trident」の生産に向けた資金調達活動を行っている。一台の価格は1,199ドル(約13万1,000円)で、11月の納品予定だ。

Tridentはプールのビート板に似た形状で、White Shark MINIと同様に3つの推進システムを持つ。機体がより大きなWhite Shark MAXは、さらに多くの推進システムが搭載されている。

Deepfarは最新の水中ドローンの価格を明らかにしていないが、創業者のウェイ・ジエンツァンは「White Shark MINIは手に入れやすい値段になる」と強調した。

世界最大のドローンメーカーである中国のDJIは最新機種Phantom 4を、OpenROVの水中ドローンより割高な1,399ドルで販売する。

顧客を引き付けるには割安感のある価格でなければならない。動き出したばかりの新興マーケットである水中ドローンの世界で、DeepfarやOpenROVEは次のDJIになれるかもしれない。

編集=上田裕資

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事