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I follow technology, media and telecoms companies in China.

lzf / Shutterstock.com

グーグルがフェイスブックと同様の“中国愛”をアピールし始めた。その姿からは、グーグルが世界最大のマーケットに再参入し、Google Playとネクサス(Nexus)のスマホを中国に上陸させようとする意図が見える。

4月14日、グーグルは「Google for Entrepreneurs」と題したイベントを北京で開催。囲碁ソフトAlphaGoが囲碁の世界チャンピオンを破って中国人を沸かせてからひと月も経たないうちに、グーグルの中国トップは、中国のアントレプレナーを支援する声明を発表した。

中国では政府や大手国有企業が幅を効かせる一方で、民間セクターでは、“起業家”や“創造力”という言葉があふれかえっている。その動きに照準を合わせたグーグルのイベントは、中国市場への再上陸の野心と思える。

サンダー・ピチャイCEOも中国を訪問

中国政府との関係構築に努力しているテック企業はグーグルだけではない。マーク・ザッカ―バーグは足しげく中国に通い、現在は中国でブロックされているフェイスブックの解禁を求めて政府幹部に接触している。アップルのティム・クックCEOも定期的に中国を訪問し、昨年は中国の環境保護対策の取り組みを開始した。

アップルの取り組みは現地メディアで好意的に報道されたほか、2月に中国でサービスを開始したアップルペイが、外国の主要企業のサービスでは初めて、電気料金の支払い手段として承認された。中国に熱い視線を注ぐグーグルとフェイスブックは、中国政府と強調するアップルを見習おうとしている。

中国の最近の報道によると、グーグルが中国で初めて開いた起業家支援イベント「Google for Entrepreneurs」には、グーグル大中華区トップのスコット・ボーモントも参加。グーグルの資金提供の取り組みや起業家向けの助言など、関心の高い議題が多く取り上げられた。

同イベント開催の直後にはグーグルのサンダー・ピチャイCEOが就任後初めて中国を訪問し、囲碁学校を見学した。現地メディアによるとその学校は年末までにAlphaGoへの公式挑戦状を出すことを計画しているという。

中国文化にスポットライトを当てると共に、人工知能の大きな可能性を披露したAlphaGoの対戦は中国政府を喜ばせたはずだ。そして、対戦模様を日々レポートすることで、古代文化と人工知能は共存し、刺激し合うことができるという物語を大衆の心に刻み込んだ。

編集=上田裕資

 

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