データサイエンティストは、昨年のランキングでは6位。政府機関や医療機関、学術分野でデータ収集の必要性が増していることなどを受けて、今後も求人数の増加傾向が継続する見通しとなっている。年収は中央値で12万8,000ドル(約1,383万円)となっており、昨年のランキング作成時と比べ、数千ドル多くなっている。
年収ではデータサイエンティストに劣るものの、2位に挙げられた統計家は数多くの分野で重要性が増しており、特に今後が期待できる職業と指摘されている。年収の中央値は8万ドル(約864万円)で、昨年の4位から2つ順位を上げた。
3位に入ったのは、情報セキュリティアナリストだった。企業はネットワークのアップグレードや拡大を続けており、クラウドシステムの利用頻度も増加している。セキュリティ維持の必要性は、かつてなく高まっているのが現状だ。求人数は今後、18%の増加が見込まれている。年収の中央値はおよそ9万ドル。
昨年のランキングで1位だった保険数理計算人は今年、年収の中央値が9万4,000ドルから2,000ドル増加したものの、順位は10位に下がった。