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テクノからチャート、その他の音楽業界に関する執筆を担当。

(Photo by John Keeble/Getty Images)

ストリーミングサービスSpotifyでビートルズの楽曲が聴けるようになってから100日が経った。人気が出ることは必至だったが、100日間の結果は驚くべきものだ。

Spotifyは4月8日、100日間で再生されたビートルズの楽曲が2,793年分に上ると発表した。100万日分、あるいは2,400万時間分と言った方が分かりやすいだろうか。1曲5分弱と考えれば、数億回再生されたことになる。具体的な再生回数についてSpotifyからの公式コメントはないが、少なく見積もっても2億5,000万回以上とみられている。

最も人気なのは「ヒア・カムズ・ザ・サン」

個別の楽曲の再生回数を見れば、そのすごさが分かる。ベスト盤の「1(ワン)」に収録された27曲のうち、最も人気のない楽曲でも350万回以上再生されており、最も人気のある楽曲では1,500万回以上再生されている。このアルバムだけでも合計の再生回数は1億回を優に超える。

Spotifyによると月間リスナー数は平均650万人で、その67%が35歳以下だ。ストリーミングの利用者に若者が多いのは事実だが、ビートルズが流行ったのが数十年前であるにもかかわらず、多くの若者がビートルズを聴いていることは驚きの事実だろう。

中でも人気がある楽曲は「ヒア・カムズ・ザ・サン」「カム・トゥゲザー」「レット・イット・ビー」「イエスタデイ」と、どれも長年愛され続けてきたものばかりだ。最も再生されたアルバムは「1」、「アビイ・ロード」、「ザ・ビートルズ」、そして「レット・イット・ビー」だ。

これだけ再生回数が多いのだから、メンバーたちには巨額のロイヤリティが入っていることだろう。ビートルズの成功を見て、まだストリーミングを許していない大物アーティストたちもいよいよ重い腰を上げるかもしれない。

編集=上田裕資

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