ビジネス

2016.04.11

B・スプリングスティーンがLGBT差別抗議 コンサート中止

ブルース・スプリングスティーン (Photo by Jamie McCarthy/Getty Images)


アップル、GE、ペイパル、Huluも抗議声明

法案の可決はノースカロライナ州の経済に重大な影響を与えている。決済大手ペイパルは、ノースカロライナ州で予定していた400人の新規雇用計画を中止し、米映画製作会社ライオンズゲートは、動画配信サービスHuluの『Crushed』パイロット版撮影現場を、州外の他の場所に変更した。他にもいくつもの会社が、ノースカロライナ州との関係見直しを図るとしており、これには米バスケットボール、NBAも含まれる。奇しくも、2017年のNBAオールスターゲーㇺは、同州シャーロット市で開催される予定だ。NBAのレジェンド、チャールズ・バークレーも、ノースカロライナ州でNBAの試合を行わないよう呼び掛けている。

3月23日に法案が可決された後、アップル、ゼネラル・エレクトリック、ツイッター、ファイザーといった100社を超える企業が、パット・マクロリー、ノースカロライナ州知事に対し、反LGBT法とも言われるHB2法の廃止を求める手紙に署名している。

編集=上田裕資

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