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2016.04.10 10:31

テイラー・スウィフト効果、再び CM動画で楽曲売上が4倍に

テイラー・スウィフト(写真中央)Kevin Mazur / Getty Images

テイラー・スウィフト(写真中央)Kevin Mazur / Getty Images

テイラー・スウィフトが出演するアップルミュージック(Apple Music)のCM動画が4月1日に公開された。ドレイクとフューチャーがコラボした楽曲「ジャンプマン(Jumpman)」を口ずさみながら、ジムでランニングマシンに乗るスウィフトが見られる1分ほどの動画だ。
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スウィフトが絡めば何でも注目されるものだが、この動画が特に人気を博している理由が彼女のラップと、音楽にのめりこみ過ぎて転んでしまう様子だ。この動画が公開されてから「ジャンプマン」の売上とストリーミング回数は急上昇しており、「スウィフト効果」に注目が集まっている。

動画が公開されてからの数日で「ジャンプマン」のiTunesでの売上が全世界で431%増加した。この楽曲は6か月前にリリースされていたが、ダウンロード数は数万件増えたとみられ、スウィフトのおかげで広く知られるようになったと言える。

スウィフトが関わっただけで売上が数百パーセントも伸びるということは、彼女の影響力がいかに大きいかを物語っている。「ジャンプマン」はドレイクとフューチャーのコラボアルバム「ホワット・ア・タイム・トゥ・ビー・アライヴ(What A Time To Be Alive)」からリリースされた唯一のシングル。ビルボードのHot 100で12位にランクインしたが、売上が急増し、ストリーミング回数も日々伸びているため、次に発表されるランキングでは大幅なランクアップが期待できそうだ。
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スウィフトが出演したCM動画は彼女のツイッターで最初に公開され、今ではインターネットを席巻しているが、アップルミュージックとのコラボは今後も続きそうだ。アップルはスウィフトをフィーチャーしたスポットCMを他にも準備しており、テレビでも放映される予定だ。

スウィフトとアップルはかつて楽曲使用料で対立したことがあったが、今では戦略的パートナーシップを結んでいる。両者が次にどんなコラボを考えているのかは分からないが、どんなものであっても話題になることは確実だ。

編集=上田裕資

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