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メディアとエンターテイメント担当

フェイスブックCOOのシェリル・サンドバーグ (Photo by Jonathan Leibson/Getty Images for AOL)

ウォルト・ディズニーは4月4日、トーマス・スタッグス最高執行責任者(COO)が5月6日付で退任する人事を発表した。スタッグスは2018年に退任予定のボブ・アイガー最高経営責任者(CEO)の最有力後継候補とみられていたが、今回の人事で後継者選びは混迷の様相を呈している。

アイガーCEOは強固なリーダーシップをふるい、企業価値1590億ドル(約17兆円)のディズニー社を率いてきた。直近では「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の成功により、2016年第一四半期に29億ドル(3170億円)の利益を計上した。

スタッグスCOOの退任はアイガーCEOに代わり、誰が世界最大のエンターテインメント企業を率いるのかという疑問を浮上させた。後継者候補だった前CFOのジェイ・ラスロと、前テレビ部門副代表のアン・スウィニーは昨年、同社を去っている。

ルーカスフィルム代表の名も浮上

後継者候補には「スター・ウォーズ」を成功させたルーカスフィルム代表、キャスリーン・ケネディ(62)の名も挙がっているが、望みは薄い。キャスリーンにはクリエイティブ力はあるが、多国籍企業を率いた経験は無く、株主を説得するのは難しい。

ディズニーは今回のアナウンスで「後任者の選定にあたっては、広範な基準で候補者を選び出す」と述べた。

“候補者”とは一体誰なのか? 業界筋からはニューズ・コーポレーションの元社長でテレビ制作会社Chernin GroupのCEO、ピーター・チャーニン(Peter Chernin)の名も挙がるが、ハリウッドリポーターの報道では64歳のチャーニンは、興味を示していないという。

もう一人の候補者は元ディレクTVのCEOで、現在フォックスのナンバー2であるチェイス・キャリーだが、ルパード・マードックとの関わりの深い彼が、ディズニーに参加することも期待薄だ。

大胆な予測としてはフェイスブックCOOのシェリル・サンドバーグの名も挙がっている。彼女は2010年からディズニーの取締役会に加わっており、エンターテインメント業界での経験は浅いが、テック業界のキャリアはディズニーに大きな価値をもたらすと考えられる。現在46歳のシェリルは他のどの候補よりも10歳以上若い。

ディズニーはボブ・アイガーCEOの任期を延長する可能性もある。しかし、アイガーは現在65歳。任期を延長するとしても暫定的な措置にとどまるだろう。


編集=上田裕資

 

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