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ソーシャルメディアとデジタルメディアを中心に、テクノロジーに関する記事を執筆

Mr Aesthetics / Shutterstock.com

フェイスブック傘下のインスタグラムは3月29日、投稿できる動画の長さをこれまでの15秒から60秒に拡大した。今後数か月で全てのユーザーが利用できるようになる。広告主向けには2か月ほど前から60秒の動画広告メニューが提供されていたが、一般ユーザーが60秒動画を投稿できるようになるのは今回が初めてだ。

「これまで以上に楽しく、クリエイティブな動画が楽しめます。再生時間が伸びたことで、歌手のセレーナ・ゴメスが友達と遊んでいる様子や、ブレットマン・ロックの最新メークアップレッスンなど、フォローしているセレブの投稿動画も一層楽しめます」と公式ブログは述べた。

60秒は計算し尽くされた「魔法の数字」

「60秒という長さはインスタグラムに事業メリットをもたらす」とモバイル広告企業MassiveImpactのセフィ・シャピーラCEOは話す。

「ユーザーをフィード内に長時間滞在させることができる。ユーチューブのユーザーは動画を途中でコロコロ変えるが、インスタグラムはユーザーに動画を最初から最後まで見てほしいと考えている」とシャピーラは指摘し、これを実現する上で60秒は「魔法の数字」だと言う。

シャピーラによると、ユーチューブでは再生時間が4分ほどの動画はスタートから1分程度で視聴のピークを迎え、その後は離脱が増えるという。また、動画解析を行うTubularの調査によると、フェイスブックで人気の動画の平均視聴時間もおよそ1分半だという。

動画の再生時間が長すぎるとユーザーの離脱率が高まるため、枠を1分に設定しておいた方が、多くのユーザーに動画を最後まで見てもらうことができるというわけだ。また、従来の15秒から延長したことにより、インフルエンサーらがフォロワーに対してよりリッチなメッセージを伝えることができるようになる。

今回のアップデートでは、iOSアプリ限定で複数の動画を1つに編集できる機能が追加された。これにより、ユーザーは外部の編集アプリに頼らなくても、最初から最後までインスタグラム内で作業を完結することができる。

動画はインスタの収益の柱になる

MAUが4億人を突破したインスタグラムでは、ユーザーの動画視聴時間が過去6か月間で40%増え、動画の重要性がこれまで以上に増している。昨年夏に「Explore」機能をアップデートして以来、インスタグラムはミュージシャンやアスリート、建築物、ビーチなど、テーマ別にキュレーションされた動画を多く提供してきた。

動画が1分に伸びたことで滞在時間が増え、リアルタイムの出来事の把握や検索ツールとしての価値の高まりも期待できる。

インスタグラムは、今年後半に更なる機能追加を示唆している。調査会社eMarketerによると、同社の広告収益はアメリカ国内で13.7億ドル、グローバルで14.8億円になる見込みだという。フェイスブックにおける動画広告のインパクトを考えれば、インスタグラムにとっても動画は事業の柱になる可能性が高い。フェイスブックは昨年11月、動画再生回数が1日当たり80億回に達していることを明らかにし、動画を視聴するための専用スペースをフェイスブックアプリ内に設けるとしている。

編集=上田裕資

 

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