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Under30フランチャイズ、テクノロジー、企業家を担当。

Tinderの創業者でCEOのショーン・ラッド (Photo by Gilbert Carrasquillo/Getty Images)

Tinderは単なる出会い系アプリからの脱却を目指している――。3月29日、Tinderは新たな外部企業の買収を発表した。その企業とはロケーションベースのネットワーキングアプリKnock Knockを開発したHumin社だ。

Huminの従業員はサンフランシスコの本社に留まるが、同社の創業者のアンクール・ジェイン(Ankur Jain)とデビッド・ワイラー(David Wyler)らはTinderの役員に就任する。買収に関する金銭面の条件については公表されていない。ジェインとワイラーの2名はフォーブスの30アンダー30にも選出された、20代の将来有望な起業家たちだ。

Tinderの創業者でCEOのショーン・ラッド(Sean Rad)はHuminの技術力と創業者らの経験に魅力を感じたという。
「彼らは我々が今後行うビジネスに直結する技術を構築しています」

Knock Knockのロケーションベースの技術を利用すれば、同じビルやバーにいる人たちと出会える機能が実現できるかもしれない。Knock Knockの既存ユーザーは引き続きサービスを利用できるが、アプリは既にストアから姿を消している。

Tinderは今後、ローカライズを進めていく

ショーン・ラッドによるとTinderは今後、特定の国の文化に合わせたローカライズを行っていくという。そのカスタマイズの役割をジェインやワイラーが担うと彼は説明した。

「Tinderはこれまで世界中で同一のサービスを提供してきましたが、各地のマーケットにフィットするようにカスタマイズする必要があると分かりました。その国の人々の感覚に合った出会いや繋がりを取り入れる必要があります」

Tinderは現在、5,000万人のユーザーを抱え、1日に12億件のプロフィールが閲覧されている。2012年に創業したHuminには100万人のユーザーがいたが、SNSとして成功を収める規模には届かなかった。Humin社はTinderに加わることで、スタートアップ企業として新たな局面を切り開いた。

この合併の話は2015年11月に。ダブリンで行われたテック系カンファレンスWeb Summitがきっかけだった。そこでスピーカーを務めていたラッドとジェインは提携の可能性について話し合い、そのうち合併の話に進んでという。

ジェインは「ダブリンで会った時にオタク話に花が咲きました」と語る。

「今後、リアルな世界で人々がつながるための何かをしたいということで意見が一致しました。Tinderは出会い系アプリという形をすでに完成させていますが、我々はそれを新たなマーケットやスペースにまで拡張し、リアルな世界でのソーシャルネットワークにしたいのです」

編集=上田裕資

 

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