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リビタの内山博文 常務取締役(photograph by shuji goto)

これまでの不動産業という枠組みにとらわれず独自の"リノベーション"手法で熱い注目を浴びている株式会社リビタ代表・内山博文氏。“その先に世の中の為になることがあるんだから、困難を乗り越えられないはずがない”と言い切る挑戦型経営者の、その姿勢を保つ秘訣を聞いた。

常識を疑うことが第一の成功を引き寄せた

新卒で不動産業界に入ったのが平成3年。入社ほどなくバブル崩壊を経験して、出向転籍なども経験しました。そこで学んだのは"信じられるのは会社ではなく自分"だということ。28歳で転職したことにより、さらにその思いは強まりました。自分がいいと思うものを貫く、常識ではありえないと言われることでも疑ってかかる。

その気持ちが初めてかたちになったのは、コーポラティブハウス(集合住宅)事業でした。

まず人を集めてから共同で集合住宅をつくる。余計な経費をかけずにできるので安くつくることができる。欧米ではすでに実現していた形態ですが、「日本でそんなことができるはずない」と散々言われました。だから実際に建設会社が受注してくれない、金融機関が資金を融資しないなどたくさんの壁もあり、そんな不安定な状況で事業に参画しました。

でもこう、契約書などを整備し、金融機関とともに一つずつ仕組みをつくり上げていったら、できたんですよ!  不動産の新しい仕組みをつくることができた。それは大きな自信になりました。

ただ初めから経営を手がけたいと思っていたわけではないんです。それでも7人程度の小さな会社が100人を超えるくらいまで膨らんでいく経過を見ていたうえ、人事から財務までかかわっていて、トップの仕事もある程度は予想がついたので、会社を立ち上げないかという話があったときもあまり悩まずに引き受けました。そこでまた、日本では馴染みのないリノベーションという仕組みをつくり上げることになって苦労するんですけども(笑)。

文=清水りょういち 編集=明石康正

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