最も一般的な衝動買いの原因とされるのは、以下の9つとされている。
1. 酔っている、または空腹である
米国人を対象とした最近の調査では、不愉快なことが原因で飲酒し、酔った状態にあるとき、無駄遣いしてしまう金額は平均139ドル(1万5,500円)。さらに、男性が無駄遣いする金額は女性の4倍以上になる。
空腹は、心理的にはこれと少し違った状態を引き起こすが、それでも衝動買いの原因になる。ミシガン大学の2015年の調査では、お腹が空くと私たちの体は栄養になるものを探して取り入れようとするが、その「取り入れたい」感覚が、食べ物以外にも向くようだ。空腹の人は、そうでない人より60%多い金額を使うという調査結果もある。
2. 悲しい、または怒っている
感情的に混乱しているとき、私たちは買い物を通じて何かをコントロールする感覚を取り戻す。そうすることで、「短期的に」幸福感を得ることができる。
3. 孤独だ
2013年に報告された調査結果によると、モノを手に入れることは孤独感を紛らわせてくれる。ただし、物質主義と孤独感は互いを強化する働きを持つ。
「成功の度合いを測るものとして、または幸福を得るための薬としてモノを持ちたがることは、長い目でみれば孤独感を増すことにつながる。孤独は、物質主義を増長させることと関連しているからだ」。
4. 自分には買い物をする「価値がある」
「自分にご褒美」が当たり前の時代だ。だが、度を越せばあなたの財布は幸せではなくなる。
5. 「今買わないと損」だと思う
バーゲンで購入した商品のうち、最近買ったものからさかのぼって5つ目までの中に着ていない、または使っていないものがあるだろうか?あったとすれば、あなたは単に、何か手に入れることでワクワクしたかっただけかもしれない。