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ニューヨークで開催されたFitbitのイベントにて(Photo by Eric Thayer/Getty Images)

Fitbitがアマゾンの人工知能スピーカーEchoの音声サービス、Alexaとの連携を開始した。Alexaと連携してフィットネスの記録を読み上げるデバイスはFitbitが初めてとなる。

アマゾンのEchoは2014年に179ドル(約2万円)で発売された。アマゾンのサイトでは3万3,000件の好意的なレビューが集まっており、同社の新たな人気商品になるかもしれないと期待されている。

EchoはBluetooth搭載のスピーカーで、Alexaと呼びかけたうえで買い物リストの作成や音楽ストリーミングサービスSpotifyからの曲の再生、クイズの出題などを頼むことができる。AlexaはすでにウーバーやNBCニュース、ドミノピザや金融サービスのキャピタルワンと連携している。

アマゾンはEchoの販売実績を公表していないが、同社のウェブサイトでは家電部門でFireタブレットとFire TVスティックに次いで3位の売上を誇っている。Echoにはビジュアル・インターフェースがほぼなく、コマンドは音声で与える。Echoはアプリを呼び出すのではなく、ウーバーやFitbitなどのサービスと直接連携するため、今後さらに知的に進歩する可能性もある。

株価急落のFitbitに復活の期待も

Fitbitは今回の連携により、ユーザーと全く新しい形のかかわり方を開始する。この連携をより進歩させれば、同社の株価も回復するかもしれない。同社の株価はここ3か月で50%以上も下がり、3月17日時点で14ドル30セントだ。昨年8月には51ドルで取引されていた。

Fitbitで音声コマンドを使う場合はまず「Alexa」と呼びかかる。例えば「Alexa、今日のこれまでの記録をFitbitに聞いて」と尋ねれば、「歩数はおよそ4,500歩、約20分間運動しています。その調子で頑張ってください」などという返事が返ってくる。デバイスを身に付けて寝た場合は、Alexaに聞けば睡眠時間を教えてくれる。さらに「良い睡眠をとるために、習慣を見直してください」とアドバイスされるかもしれない。

Fitbitの製品デザインを担当するティム・ロバーツによると、50~60パターンの答えがプログラミングされているという。少ないと感じるかもしれないが、「これが出発点であり、ユーザーがどのように利用しているかのフィードバックをもらいたいと思います」とロバーツは述べている。

Fitbitはマイクロソフトが提供する音声アシスタント機能Cortanaとも連携したが、Cortanaはスマホの画面を見なくてはならないのに対しAlexaは完全にハンズフリーなので「使い勝手が全く違う」とロバーツは語る。

ユーザーがフレンドリーで優しい語り掛けを好むのか、もっと激励するような口調を好むのかによって、将来的にはAlexaの声のトーンを選べるようになる機能の実装も検討中だ。

しかし、極端に厳しい口調を導入することはないという。「鬼軍曹のような声からとても優しい声まで幅があると、一貫性がないように思われてしまうかもしれません。ある程度の幅は必要ですが、実際に導入する場合には限度があります」とロバートは語った。

編集=上田裕資

 

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