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Tupungato / Shutterstock.com

スマートフォンが普及し、スマートカーが勃興した現在、次に来るのは「スマートシティ」化の流れだ――。米国運輸省は3月17日、アルファベットの「サイドウォーク・ラボ(Sidewalk Labs)」とパートナーシップを発表。都市のスマート化を促進していく。

サイドウォークはアルファベット傘下のグーグルの姉妹企業。同社はFlowと呼ばれるデータ解析プラットフォームを立ち上げ、交通状況や駐車場、公共交通機関など、様々な場所に設置したセンサーからのデータを収集し、活用する。

究極のゴールは米国の各都市をネットにつなげることだ。都市計画プランナーらはデータを都市デザインやインフラ構築に活用できる。公共交通機関もリアルタイム情報を利用し、即座に需要に対応する。そこで暮らす人々は渋滞や駐車場の空き情報等を必要な時に受け取れる。

サイドウォーク・ラボのダン・ドクトロフ(Dan Doctoroff)CEOは記者発表で次のように述べた。

「このプロジェクトのゴールは、都市の様々なデータを解析プラットフォームに取り込み、今起こっている物事の本質を伝えることです。人々の移動記録、センサーで得られた交通状況や道路状況、サードパーティのアプリから得られた情報など、数十億にのぼる匿名データを活用し、その都市固有の分析を行うのです」

プロジェクトの詳細はまだ不明だが、導入には少なくとも2年を要することになりそうだ。運輸省はFlowプロジェクト導入に際し、「スマートシティ・チャレンジ」と呼ばれるコンテストを開催。そのファイナリストに残った7都市で導入を開始する。

選抜に残ったのは、オースティン、コロンバス、デンバー、カンザスシティ(ミズーリー州)、ピッツバーグ、ポートランド(オレゴン州)、そしてサンフランシスコ。Flowはこれらの都市のうち、選抜で優位に立った順に無料で導入される。また、これらの都市以外でも利用されることをサイドウォーク・ラボは望んでいる。

「我々の願いは、いつかこのプロジェクトがアメリカ全土、さらに世界中やニューヨークなどの都市でも導入されることです」とドクトロフは述べた。

編集=上田裕資

 

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