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I cover inspirational innovators, millennials and food startups

エクソ(Exo)の共同創業者 グレッグ・セウィッツ (Photo by Neilson Barnard/Getty Images for New York Times)

タンパク源として昆虫を食用にすることは、新しい考えではない。だが、多くの人たちにこれを受け入れてもらおうという動きが出始めたのは、より最近のことだ。

米国ではここ数年、乳清や豆乳が普及してきたのと同じように、昆虫を牛肉やその他の動物性タンパク質の持続可能な代替食品として広めようと、専門家らの間で検討が重ねられてきた。そうしたなか、スタートアップのエクソ(Exo)は先ごろ、シリーズAラウンドで400万ドル(約4億5,000万円)を調達した。同社のプロテインバーや主成分である粉末コオロギは近く、全米のスーパーマーケットの棚に並ぶかもしれない。

昆虫を食用にすることは「エントモファジー(entomophagy、昆虫食)」と呼ばれ、材料に昆虫を使った食品を販売している企業はエクソ以外にもいくつもある。著名料理人タイラー・フローレンスは、粉末コオロギを使用したクッキーを販売するビッティ・フーズ(Bitty Foods)の製品開発に協力。また、チャプール(Chapul)も粉末コオロギのプロテインバーを、ホッパー・フーズ(Hopper Foods)はグラノーラを販売している。

エクソの共同創業者であるグレッグ・セウィッツは、「持続可能性の維持に向けた動きとして、また代替となる栄養源として、(我々の)製品を多くの人たちの間に広めたい」と語る。さらに、「我が社の製品を支持してくれる人たちのコミュニティーを築くことは、影響力を持つ人たちやレストランのオーナー、有名人やアスリートたちとの関係を構築することでもある」という。同社への出資者の中には、こうした人たちも含まれている。

同社は2014年、資本金40万ドルで創業。シードラウンドで120万ドルを調達した。今回調達した400万ドルで事業規模を拡大。製品開発を加速させ、より多くの店舗での販売を実現したい考えだ。

現在のところ、同社の製品はスーパーマーケットのホールフーズとウェグマンズのほか、各地の自然食品のマーケットで販売されている。

エクソは特に、真剣に競技に取り組んでいるアスリートやクロスフィットのファンの間で人気が高い。また、より持続可能な代替食品を見つけることに力を注ぐ人たちの間でも、高い関心を集めている。

編集 = 木内涼子

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