キャリア・教育

2016.03.16 13:01

SNS上に続出するナルシシストたち、あなたは大丈夫?


4. SNS上での争い

ナルシストたちには、常に注目の的でありたいとの願望がある。それが、この人たちの大きな特徴だ。そして、そのために周囲の人と衝突することがある。

ナルシストたちが目指すのは、他人から前向きな反応を得ることではない。内容にかかわらず、とにかく反応してもらいたいのだ。

5. 過度のシェア

多くの人がフェイスブックやツイッター上でさまざまな情報を共有している。調査結果によると、共有しようとすることが多い人たちは、自己陶酔症の可能性が高い。

そう考える理由は簡単だ。共有すれば、その時あなたの名前はニュースフィードのトップに表示される。

6. 「私の人生は素晴らしい」

ナルシストたちは、日常のほんのささいなことでも、何でも皆に伝えたいという衝動に駆られている。自分の人生が素晴らしいということを示すために、詳細に説明しようとする。もちろん、度を超さない程度なら問題はないが、中には行き過ぎてしまうナルシストたちもいる。

その多くは、さらに他人の関心を引こうと話に尾ひれをつけたり、うそをついたりする。そうすること自体に依存するようになれば、やがて虚言癖を持つようになる。

その「症状」どう向き合うべきか

ソーシャルメディア上でみられるナルシシズムは、それ自体が病気という訳ではない。その人がすでに持っているそうした傾向が、外に表れている状態だ。場合によっては、精神分析医の診察を受ける必要もあるかもしれない。だが、これは身体的な障害でも、精神的な障害でもない。

ただし、注意しなければならないのは、自己陶酔症の人が起業した場合などには、否定的な反応を示した顧客に強く反論してしまう可能性が非常に高いという点だ。そうした態度は、インターネット上でのブランド評価の低下や、信頼性を完全に失うことにつながりかねない。

編集 = 木内涼子

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