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2016.03.19 10:31

世界の感染症を撲滅せよ! ビル・ゲイツと和製ファンドの挑戦


感染症との闘い

1976年 ザイールでエボラ出血熱が流行。

1981年 HIVの最初の感染が確認される。

1985年 アトランタで第1回国際エイズ会議開催。同年、85カ国でエイズの症例が確認される。

1996年 国連合同エイズ計画(UNAIDS)設立。

2000年 G8沖縄サミットで、HIV、結核及びマラリア等の感染症の問題について、具体的目標値を掲げ、取り組みを強化することで合意。国連総会でミレニアム宣言が採択される。
マイクロソフト会長のビル・ゲイツと妻メリンダが、世界最大の慈善基金団体「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」を設立。

2001年 G8ジェノバサミットで、エイズ、結核、マラリア対策のための基金を設立することで合意。

2002年 ジュネーブでグローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)が設立される。

2006年 「クリントン・グローバル・イニシアチブ」により、NTDsに関するグローバルネットワークが相次ぎ発足。
著名投資家のウォーレン・バフェットが、ビル&メリンダ・ゲイツ財団に300億ドルを寄付。

2012年 NTDsに関するロンドン宣言。

2014年 西アフリカでエボラ出血熱が大流行。・日本でデング熱の感染が確認される。

2015年 寄生虫治療に貢献したとして大村智・北里大学特別栄誉教授がノーベル生理学・医学賞を受賞。

フォスター・マーティン、大木戸 歩 = 文 ダミエン・シュマン = 写真

この記事は 「Forbes JAPAN No.20 2016年3月号(2016/01/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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