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I cover games and technology for families.

「ヴァーチャリT」というTシャツを着た人に、専用アプリをダウンロードしたスマホやタブレットをかざすか、VRヘッドセットを通して見ると、まるでその人の体を透かしたように動く臓器が現れる。 (image: Curiscope)

拡張現実(AR)と仮想現実(VR)の技術を利用し、心臓や肺、腎臓、消化器官などの臓器を3D映像でリアルに映し出す「ヴァーチャリT(Virtuali-Tee)」というTシャツが、話題だ。従来の教材よりはるかにリアルに人体を理解できるこのプロダクトで、子供たちはグロテスクな臓器の3D映像に釘付けとなる。教育現場での活用が期待されている。

Tシャツを着た人に、専用アプリをダウンロードしたスマホやタブレットをかざすか、VRヘッドセットを通して見ると、まるでその人の体を透かしたように動く臓器が現れる。

開発元のCuriscopeは、「キックスターター」で7万英ポンド(約1,130万円)の資金調達を目指しており、まずはそこでこのTシャツを購入できる。3月10現在、22ポンドの出資で無料アプリと連動するTシャツを入手可能だ。

Curiscopeは以下のように述べている。「これはほんの始まりにすぎず、今後あらゆる教科に取り組むつもりです。このプロジェクトをご支援いただけたら、現在身近ではない題材について、大人も子供も楽しく学べる機会を更に多くご提供することができるでしょう」

実際にこのTシャツとその映像を見れば、可能性は無限に思える。今後のアイデアとしては、スマートウォッチが測定した心拍数を映像に反映させ、リアルタイムの心臓の動きを映し出すというものもある。

このプロジェクトが本当に素晴らしいのは、学びが全く新しいものになる点だ。筆者はもう40を過ぎているが、このTシャツを着て映像を見るまで、自分の心臓が実際どこにあるのか知らなかったことに気が付いた。

サムスンや玩具メーカー、マテルも支持を表明

他のテック企業もこのプロジェクトをすぐに支持した。サムスンのヘッドマウントディスプレー「Gear VR」のマーケティング部門を率いるマリア・ラクサノバ(Mária Rakušanová)は「彼らがARとVRを教育の場に応用し、モバイルで簡単に利用できるようにした手法は素晴らしい。このプロジェクトには間違いなく、子供たちが世界を学ぶ方法をガラリと変えるインパクトがあります」と語っている。

また、米玩具メーカー大手、マテル社のヘッドマウントディスプレー「View-Master」のマーケティングマネージャー、ブレイク・ナイト(Blake Knight)は「ヴァーチャリTのような、没入型の仮想現実体験を授業に取り入れることができれば、授業は驚きと興奮に満ちた生き生きとしたものになります」と述べた。

virtualitee

編集=上田裕資

 

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