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産業イノベーションと世界の自動車産業に関する執筆を担当。

Bill Pugliano / Getty Images

GM(ゼネラルモーターズ)は2016年2月、米国の主要自動車メーカーの中で唯一、販売台数を減らした。同月の自動車販売は季節調整後の年換算で1,770万台となり、競合するフォード・モーターなどが販売台数を前年同月比で20%増やすなか、GMにとっては厳しい状況となった。

しかし、これはGMが多くの競合他社とは異なる戦略を取っているためだ。GMは利益が少ないレンタカー向けの販売を大幅に減らし、小売販売の市場シェア拡大に焦点を絞っているのだ。

GMの小売販売台数は2015年4月から毎月、前年同月を上回っている。小売における市場シェアは過去12か月のうち、10か月で拡大を記録した。2016年2月の小売販売台数は7%増、シェアは0.4ポイント上昇したと推計される。一方で、レンタカー向けの販売台数は1万6,500台減減少(-39%)となった。

シボレーは特に人気が高く、小売販売台数は前年比13%増加、市場シェアは1%増えした。シェアの1%拡大は、GMの当期純利益が数億ドル増えることを意味する。

より重要なのは、値引き販売したものを含めても、GM車の平均販売価格が上昇しているということだ。そして、その大きな理由は当然ながら、同社の販売する自動車の約3分の1が高額なピックアップトラックとSUVだということだ。

GMは2月に値引きを実施したにも関わらず、販売価格は上昇した。さらに高額で販売できる新型モデルの発売を前に、同社はシボレーのマリブ、クルーズ、カマロなどの在庫一掃を目指し、積極的に値引きを行った。

こられには、安値でのリース契約や自動車ローン金利の引き下げ、現金払いの場合の割り引き、ディーラーへのボーナス支給などといったインセンティブが含まれる。業界全体では平均販売価格に対する割引率が11.1%だったのに対し、GMは12.4%だった。

編集 = 木内涼子

 

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