新しい仕事環境の提案に向けた実践の場/佐々木友和(NECネッツエスアイ)
「離れた場所とのコミュニケーションをいかに活性化させるかが、今後の働き方のカギになっていくと思います」
企業ソリューション営業本部の佐々木友和が顧客に提案しているのは、ICT(情報通信技術)の基盤を売ることと、オフィスの空間設計だ。NECネッツエスアイでは「EmpoweredOffice」という標語を立ち上げ、オフィスから物理的に離れた場所でも不自由なく仕事ができる環境づくりに取り組んでいる。
そして、佐々木自身が飯田橋の本社オフィスとは別に、ビジネスエアポート東京を「サテライトオフィス」として1年ほど前から活用している。東京駅・大手町から直結のこのスペースは交通の便が良く、アポイントの合間の空き時間に利用するのにちょうどいい。
「移動時間を節約できて、仕事が捗るようになりました。仕事から早くあがれるので、バンドの練習など趣味の時間も増えました」
この2〜3年、コミュニケーションツールの発展が著しく、Microsoft Lync等を使えば離れた場所の同僚とも迅速に連携がとれ、スカイプなどを使えば社外でもミーティングが行えるようになった。顧客に提案する側として「オフィス改革」の最先端をいく佐々木はこう語る。
「弊社では今、在宅勤務実験を社内的に行うとともにお客様にも提案しているところです。今後、働く場所がより自由に選択できるようになっていくでしょう」