アカデミー賞授賞式、SNSで最も話題になったのは誰?

レオナルド・ディカプリオ (Photo by Kevin Winter/Getty Images)

2月28日に開催された第88回アカデミー賞の授賞式は、各賞にノミネートされた俳優が白人ばかりだったことが問題になった。一方で、ソーシャルメディア上で同日に最も高い人気を集めたのは、黒人俳優でコメディアンのケビン・ハートと、コロンビア出身の女優ソフィア・ベルガラだったことが分かった。

テレビ番組などでセレブが身に着けた服やアクセサリーをサイト上の写真から見つけて購入することができる「ルックライブ(LookLive)」によると、ハートと授賞式の司会を務めたクリス・ロック、コメディアンのデイブ・シャペルが並ぶ写真は同日夜、インスタグラムで最も多くの「いいね!」を獲得した。その件数は、翌日午後の時点までに約41万5,000件に達した。

また、ベルガラが投稿した13枚の写真には、合わせて150万件の「いいね!」が付いた。

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Graphic and data by LookLive.

このほかルックライブによれば、授賞式中には152万3,865件のコメントが、「オスカー」のハッシュタグ付きで投稿された。1分当たり約2,000件、1秒当たり約32件が投稿されたことになるという。

ツイッターとインスタグラムで最も大きなトレンドになったのは、『レヴェナント:蘇えりし者』で主演男優賞の候補になっていたレオナルド・ディカプリオの名前で、書き込まれた回数は合わせて約40万回に上った。ディカプリオが5回目のノミネートにして初の受賞を果たしたことを伝えるツイートは、10万回以上リツイートされた。

一方、主演女優賞の受賞は逃したものの、授賞式中に最もコメントされた回数が多かった女性セレブは、『Joy』でノミネートされていたジェニファー・ローレンス。コメントの数はおよそ2万に上った。

編集 = 木内涼子

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