ビジネス

2016.03.05

世界が注目する「究極のオフィス」国内編 楽天ほか

楽天の来客用の会議室。楽天市場の家具を備えている。(photograph by Ryuichi Yagi)


キユーピー

60年にわたりマヨネーズの製造を支えてきた仙川工場跡地に完成させた仙川キユーポートには現在、グループ17社1,400人の社員が勤務している。

「会話を生み出し、グループシナジーを創出する」仕掛けとして、四角形と三角形のエリアを組み合わせて、社内に回遊性と隣接性を生み出した。その結果、建物自体は六角形となった。

最上階は食堂があり、その中心には10種の惣菜が並ぶサラダバーが据えられている(写真1)。社内各所に簡単な打ち合わせができるスペースが配置されているほか、最上階には掘りごたつ式会議室があり会食、会議、食事などにフル活用される(2、3)。

また、各エリアに個性の違うコミュニケーションエリアを設けることで、会議時間の短縮につなげている(4、5)。

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矢木隆一 = 写真

この記事は 「Forbes JAPAN No.20 2016年3月号(2016/01/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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