キユーピー
60年にわたりマヨネーズの製造を支えてきた仙川工場跡地に完成させた仙川キユーポートには現在、グループ17社1,400人の社員が勤務している。
「会話を生み出し、グループシナジーを創出する」仕掛けとして、四角形と三角形のエリアを組み合わせて、社内に回遊性と隣接性を生み出した。その結果、建物自体は六角形となった。
最上階は食堂があり、その中心には10種の惣菜が並ぶサラダバーが据えられている(写真1)。社内各所に簡単な打ち合わせができるスペースが配置されているほか、最上階には掘りごたつ式会議室があり会食、会議、食事などにフル活用される(2、3)。
また、各エリアに個性の違うコミュニケーションエリアを設けることで、会議時間の短縮につなげている(4、5)。