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金融市場に関する記事を中心に執筆

Justin Sullivan / Getty Images

アバクロンビー&フィッチは第4四半期(11月~1月期)決算で、既存店売上高が約3年ぶりにプラスとなり、復活を印象付けた。

Hollister(ホリスター)ブランドの好調で、既存店売上高は前年同期から1%プラスとなった。アナリスト予想は0.1%マイナスだった。プロモーション費用を抑えたことが寄与し、利益も大幅に改善した。決算発表後、同社の株価は時間外取引で7%上昇し31.52ドルとなった。

同四半期のアバクロの総売上高は2%増加したが、ドル高に振れた為替の要素を加味すると1%減の11億1,000万ドル(約1,260億円)で、ウォール街の予測の範囲に収まった。

総利益は5,890万ドル(約67億円)で1株あたりの利益は85セントだった(前年同期は利益4,440万ドル、1株あたりの利益は63セント)。特殊要因を除いた1株あたりの利益は1.08ドルで、アナリスト予想の99セントを上回った。

アバクロのエグゼクティブチェアマン、アーサー・マルティネスは「多方面にわたる取り組みの成果が四半期決算に表れている」と語った。

若者向けアパレルのアバクロは、H&Mやオンラインストアなどファストファッションの攻勢にさらされ、販売合戦の激しい小売業界で値下げを余儀なくされていた。最近はロゴ商品の縮小や店舗改装、不評だったセクシーな広告の取りやめなど売り上げ回復に向けた努力を続けている。この1年で約60店舗を閉鎖し、オンライン販売も強化している。

Hollisterブランドの四半期の既存店売上高は4%上昇したが、アバクロンビー&フィッチブランドは2%減少した。

アバクロは今年の先行きには慎重な姿勢を示し、既存店売上高は、横ばいか微増を見込む。マルティネスは「2016年も厳しい環境が続くだろうが、私たちの方向性は正しいと確信している」と述べた。アバクロの株価はこの3カ月で15%以上上昇している。

編集=上田裕資

 

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