精密工学と伝統工芸が奏でる「時間のハーモニー」

photograph by Kazuya Aoki | styling and prop by Yu-ka Matsumoto

精密工学と工芸的な美しさがハーモニーを奏でる、シチズンの独創的なシリーズ、カンパノラ。その誕生15周年記念モデルの文字板は、縄文時代から使われる漆に、螺鈿細工を施した伝統技法による表現だ。

vol. 7
CITIZEN
CAMPANOLA

2000年の初代カンパノラから15年を記念し、昨年11月下旬に発売されたシリーズ。スイスのラ・ジュー・ペレ社の機械式ムーブメントを搭載し、文字板には会津漆の伝統工芸士である儀同哲夫による漆塗りと螺鈿細工を施した。写真の「琉雅(りゅうが)」のほか、「紅明(べにあけ)」「聚楽(じゅらく)」の3タイプ。裏蓋はシースルーバック。

型番:NZ0000-07F
ムーブメント:ラ・ジュー・ペレ社 CAL.Y513
ケース素材:ステンレス
ケース径:42 mm
価格:¥800,000
問い合わせ:シチズンお客様時計相談室 TEL 0120-78-4807

編集 = 青山 鼓

この記事は 「Forbes JAPAN No.20 2016年3月号(2016/01/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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