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Driving the conversation on the connected car and mobility

Photo by Mario Tama/Getty Images

自動運転車が今後、各国のカーシェアリングサービス市場で重大な役割を果たすようになることは明らかだ。配車サービスの米ウーバーは、将来的には運転手の採用を中止する可能性があることを示唆している。また、ゼネラルモーターズ(GM)は今年1月、米リフトに5億ドル(約561億円)を投資すると発表。自動運転車を重視する姿勢を明確にしている。

GMのダン・アムマン社長はワイアード(Wired)の取材に対し、「我々は個人的な移動手段の将来について、連結され、シームレスで自律的なものになると考えている」「GMとリフトが互いに協力することで、これをより近い将来に実現できると確信している」と語った。

このように自動運転車が存在感を増していくとみられるなか、カーシェアリングサービスの大手ジップカー(ZipCar)も先ごろ、自動運転車が自社の事業にもたらす変化に向けて準備を加速させていることを明らかにした。同社のニコール・メイス副社長は米紙ボストン・ヘラルドに対し、「ほかの誰もがそうなるのと同じように、我々も混乱している」と述べる一方で、「利用者の立場から言えば、自動運転車によるサービスは、現在のサービスの延長線上にあるものにすぎない」との考えを示した。

だが、ジップカーはウーバーやグーグル(そして、報道によればアップルも)、とは異なり、自動運転車を多数購入し、それを利用したサービスを提供する考えはない。同社は、自動運転車への移行に向けた体制を整えることに焦点を絞っている。新たな特色やサービスを提供することによって、自動運転車への移行が同社の事業とその拡充にどのような影響を及ぼすかを見据え、それに向けた準備を整えることに注力しているのだ。

メイス副社長によれば、例えば自動運転車を使用することで、同社は都市部の車庫や駐車場に何台もの車を止めておくのではなく、利用者の自宅から自宅へと移動させる形に移行させることができるかもしれない。「現在は、車が必要な時には駐車してある数ブロック先まで行かなくてはならない。だが将来は…その数ブロックも歩く必要がなくなるだろう。自動運転車が玄関先まで迎えにきてくれる」という。

副社長はさらに、わずか数台の自動運転車を導入するのであれ、市内のすべての車を自動運転車に置き換えるのであれ、同社と自動車メーカーの協力関係は、自動運転車への移行を円滑に実現させることになるだろうと指摘した。

同社はすでに、フォードやGM、トヨタに加え、ミシガン州アナーバー近くで自動運転車の走行実験プロジェクトである「Mcity」を運営するミシガン大学のモビリティー・トランスフォーメーション・センター(MTC)との間に協力体制を築いている。一方で副社長は、グーグルをはじめとするテクノロジー企業との協力については言及を避けた。

副社長は、自動運転車が5年後までに実用化される可能性があるとの考えを示している。そして、ボストン・ヘラルドによると同社のケイ・セシールCEOは2月下旬、同社サービスの利用者に送った電子メールの中でこう述べている。「変化はかつてない速度で訪れようとしている…ご心配なく。当社も準備を進めている」。

編集 = 木内涼子

 

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