CUは2月23日、発行する専門誌「コンシューマー・リポート(CR)」の年間特集号(Annual Auto Issue)で、米国内で販売される自動車の各モデルを対象にした2016年の信頼度調査の結果を発表した。
非営利団体のCUは毎年、匿名で各モデルの車を購入。実施に約9,700㎞を走行し、ブレーキやハンドル操作、快適性、利便性、安全性、燃費などについて調査を行っている。つまり、CRが勧める車なら信頼してよいということだ。
今年の調査結果によると、乗用車・SUV車部門でクラス「最高車(Top Picks)」に選出されたのは、トヨタ、レクサス、ホンダ、マツダ、起亜(キア)、スバルだった。米国のメーカーでは、フォードF-150ピックアップトラック、シボレー・インパラが選ばれ
クラス別の最高車に選ばれるためにはまず、それぞれのクラスでCRが実施するロードテストの結果で上位に入らなくてはならない。また、調査対象とした車74万台を実際に所有する消費者が指摘した問題点に基づく信頼度に関する調査で、信頼度が「平均以上」だと認められなくてはならない。このほか、CRは所有者の満足度、政府当局と保険業界が実施した衝突試験、横転試験の結果も考慮している。