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金融の善悪、不穏について執筆

投資家カール・アイカーン氏 photo by CNBC / gettyimages

物言う投資家として知られるカール・アイカーンは、米通信事業者XOコミュニケーションズ(以下、XO)が保有する光ファイバー網を、通信最大手ベライゾンに18億ドル(約2,030億円)で売却する契約に合意した。

アイカーンが最初にXO社に投資したのは、同社がテレコムバブルの崩壊で経営破綻に直面した2001年にさかのぼる。その一年後にXOは結局経営破綻したが、アイカーンはその後も資金を注入し、2003年に同社の全株式を取得した。

アイカーンにとって、その後の道のりは決して平たんなものではなかった。元経営陣の楽観的過ぎる成長予測が原因の、過剰設備などの問題が頻出し、アイカーンは何度も資本を再注入する必要があった。

今回の売却契約についてアイカーンは次のように述べた。

「光ファイバー網をベライゾンに売却したことで、投資のリターンに大きな影響が出るわけではないが、顧客、社員、そして経営陣にとっても、現状では、これが最善策だと考えている」

XOコミュニケーションズは、光ファイバーのIPネットワークとイーサネット網を保有しており、今回の買収によってベライゾンは全米でネットワーク帯域を大幅に増やすことになる。また、ベライゾンはXOが保有する超高速第5世代(5G)モバイル通信ネットワーク開発用の高周波無線帯域の一部の使用について、2018年末までにこれを買い取るオプション付きリース契約も結んだ。

アイカーンはアップル、チェサピーク・エナジー、モトローラ、eBay、Yahoo!といった大企業の大株主でもある。また、鉄道車両(American Railcar Industries)、製油所(CVR Energy/CVR Refining)、自動車部品、カジノ、採掘業、不動産業、インテリアなどの多岐にわたる分野に投資を行っている。これらのビジネスは2015年の最初の9ヶ月間で120億ドル(約1兆3,400億円)を超える売上高を計上している。

編集=上田裕資

 

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