グラフで見る「ゼロ成長」に突入したツイッターの現実

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ツイッターは2015年の第4四半期(10~12月期)にアクティブユーザー数を増やすことができなかった。成長が鈍ること数か月、とうとう前の四半期と比べたユーザー増加率がゼロとなったのだ。

2015年10月に正式にCEOに就任したジャック・ドーシーは、2月10日の決算報告で5つの取り組みについて述べたが、どれもユーザー数を伸ばす施策についてだった。現在のツイッターのMAU(月間アクティブユーザー数)は3.2億人。同社にはユーザー数をいかに増やすかという問題が常に付きまとい、大きな増加を記録したのはもはや過去の話だ。

ユーザー増加率が最も高かった期間は2012年の第3四半期から第4四半期の間で、10.8%増だった。最もユーザー数が増えたのは2013年の第1四半期で1,900万人増だった。2015年を通じ、同社は成長を維持することができず、今回の決算報告の結果を見れば明るい未来が待っているとはいいがたい。

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編集=上田裕資

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