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金融市場に関する記事を中心に執筆

taa22 / shutterstock

米国ではバイオテック系企業2社が2月3日にナスダックで新規上場し、2016年に入ってから初めてのIPOとなった。

がん治療薬を開発する中国のベイジーン社(BeiGene)はIPO価格24ドルを18%上回る価格で初日の取引を終えた。また、ビル・ゲイツも出資した遺伝子の編集を行う企業、エディタス・メディシン社(Editas Medicine)は、IPO価格16ドル(約1,900円)に対し終値が14%増だった。

今年の株式市場では中国経済の失速や原油価格の下落といった要因の懸念から、新興企業はIPOをためらっている状況だった。2016年初のIPOはサブプライムローン金融会社Elevate Creditになると見られていたが、“不安定な市場”を理由に1月の上場を見送った。金融系のアメリクエスト(AmeriQuest)も1月に行う予定だったIPOを延期した。

1月までの状況を見ると、今年もIPOが少なそうだ。投資銀行ルネサンスキャピタル(Renaissance Capital)によると、2015年は170社が新規上場したが、これは前年に比べて39%減で、2009年以降最もIPOの少ない年となった。

1月はそもそも例年、IPOが少ない月ではあるが、今年のように1社も新規上場しなかったのは2011年以来のことだ。

ベイジーンとエディタス・メディシンが売り出したのは、それぞれ660万株と590万株と小規模だった。しかし、3日のS&P 500は0.5%下落、iシェアーズ・ NASDAQ・バイオテクノロジー・インデックスは0.9%下落という状況の中で、2社ともIPO価格を上回る終値を付けた。

ルネサンスキャピタルのアナリストは「2社の新規上場により、1月は全く動きのなかったIPO市場が息を吹き返すかもしれない」とブログで語った。

編集=上田裕資

 

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