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2016.04.11

大前研一氏が率いる話題のオンラインMBA大学院を徹底分析

ビジネス・ブレークスルー大学院 学長 大前研一氏/ Kenichi Ohmae Graduate School of Business

もしもあなたがコカ・コーラのCEOだったとしたら、健康志向の高まりや“消費者の炭酸離れ”の中でどのような企業戦略をとるか?――学生に毎週与えられる課題は、そんな国内外の企業が直面している「リアルな経営課題」。絶対的に正しい答えなど存在せず、論理的な議論を繰り返し、最後は自分で判断を下すしかない。そんな、“実践型の経営トレーニング”が積めると評判なのが、大前研一氏が創立したビジネス・ブレークスルー大学大学院(BBT大学院)だ。

海外の有名校は知識より思考を重視しているが、日本のビジネスパーソン教育は、まだまだ知識偏重型の傾向が強い。それを変えようと考えたのが、学長の大前氏であり、氏がBBT大学院を設立した理由だという。

BBT大学院が目的とするのは、論理的な思考や問題解決能力を養うこと。過去の成功事例を学ぶのではなく、「今まさに起きている正解のない課題」に取り組む。学長の大前氏と違った結論でも構わない。大事なのは自分で考え決断を下すこと。これにより、日本の経営者やビジネスリーダーに圧倒的に足りない意思決定能力を養うことができる。

実は、この特徴的なカリキュラムを支えているのが、「オンライン」での学びの仕組みだ。

同校は、日本で初めて文部科学省が認可した、オンライン方式のビジネスクスール。これまで915名の修了生を輩出し、そのネットワークは世界数十か国に広がっている。ブレークスルーという名の通り“既成概念の突破”をモットーとするBBT大学院は、多忙なビジネスパーソンが働きながら、MBA教育を受けられる機会を提供している。

日本ではサントリーホールディングス社長の新波剛史氏や楽天の三木谷浩史氏、DeNA創業者の南場智子氏らが MBAホルダーとして知られるが、彼らはいずれもフルタイムで海外の有名大学に留学したメンバー。一般的なビジネスパーソンには非常にハードルの高かった MBAの門戸を大きく開いたのが、働きながら24時間×365日いつでも学ぶことが可能なBBT大学院だ。

【ビジネス・ブレークスルー大学大学院】説明会で入学前後のイメージを明確に!
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編集=Forbes JAPAN 編集部 提供 = ビジネス・ブレークスルー大学大学院

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