■パイン・リッジ・ヴァインヤーズ(Pine Ridge Vineyards)
ランチに豪勢なコースという気分でなければ、様々な料理とワインから自由に選べるパイン・リッジ・ヴァインヤーズのプログラムがぴったり。中でも、5種類のワイン×5種類の小皿料理を楽しむプランがおすすめだ。
Photo Courtesy of Pine Ridge Vineyards
プログラムでは最初にまるで迷路のようなワイン貯蔵室を見学し、ずらりとグラスが並んだダイニングルームへとエスコートされる。控えめな照明が演出するリッチな雰囲気は、「カベルネ・ソーヴィニヨンは最高の料理と一緒に楽しむべき」と話す生産者、マイケル・ビューラックさんの信条を体現している。
相性抜群の料理と一緒に楽しむことで、各ワインの繊細なニュアンスを堪能できるという点が、このプログラムの一番の魅力。時期によって変わるメニューは、どれも大人の舌を満足させる洗練されたものばかりで、ワイン通たちの間で大きな反響を呼んでいる。
■スリー・スティックス(Three Sticks)
ソノマ・プラザのすぐ近くにあるスリー・スティックスのテイスティングルーム、The Adobeは完全予約制。1842年に建てられたレンガ造りの建物は、インテリアデザイナーのKen Fulkとスリー・スティックスによって、2年前にリノベーションされたばかりだ。
2015年からは人気ローカルレストランEl Dorado Kitchenと提携し、ワインとマッチする様々な料理を提供している。メニューは、3品のコース料理に6種類のワイン&ワイナリー限定ワインを合わせるものと、旬な素材を活かした軽食の盛り合わせに2013年産のワインを合わせるものの2プランがあり、好みに合わせて選ぶことができる。
■ケンダル・ジャクソン(Kendall Jackson)
サンタローザにあるケンダル・ジャクソンのフラッグシップワイナリーでは、様々な料理とワインの組み合わせを楽しむことができる。希少なワインのおともは、シェフによるオリジナル創作料理、チーズ、チョコレートの3つから選ぶことが可能だ。
このワイナリーの魅力は、何といっても料理に使用される厳選された食材の数々。ワイナリーの農夫タッカー・テイラーは、2015年の秋だけで少なくとも10種類のカボチャを栽培しており、それらはすべてワイナリーで出される料理に使われる(収穫した野菜の写真を大量にアップしているテイラーさんのインスタグラムは大人気)。
また、ヒールスバーグにある系列店で、レストランとテイスティングルームを併設したPartake by K-Jでは、旬な素材を用いた料理とワインをより豊富に揃えているので、気になる人はこちらもチェックしてみるといいだろう。
【Forbes Travel Guideの原文はこちら】
5 California Wineries For Seasonal Wine and Food Pairings