ドローンで撮影したジョブズの「最後の作品」

イノベーションを生むアップルの新社屋

それは、まるで地球に降り立った“宇宙船”のようなものになるだろう—。

アップルの共同創業者スティーブ・ジョブズは2011年夏、クパチーノ市議会で行った新社屋建設のプレゼンテーションに際してそう述べた。「フォスター+パートナーズ」が設計し、1万2,000人の社員を収容する新社屋は、2016年末に完成予定だ。数々の革命的な製品やサービスを世に送り出してきたジョブズ。ドローンで空撮した彼の“最後の作品”はいかに?


image

1:約9,500平方メートルのジムを設ける予定。そして、社屋の周囲には散歩用のコース。ジョギング好きのクックCEOも納得?

2:建物は4階建てで、2,400台を収納する駐車場は地下につくられる。少しでも、アスファルトを隠すためである。

3:26万平方メートルに及ぶガラス状の新社屋は、完全な円形になる。「建物としては決して安くない」とジョブズも語っている。

4:中庭には、地元サンタクララ産のアンズの果樹が植えられる予定。ジョブズが幼少時代に食べた思い出の果物だ。

5:1万2,000人以上いる従業員のための食事スペース。天候が良い日は、戸外でも食事を取られるようなつくりだ。

6:アップルの外壁には巨大な太陽光パネルが取り付けられる予定だ。新社屋の消費エネルギーをすべて賄うという。

編集 = Forbes JAPAN 編集部

この記事は 「Forbes JAPAN No.19 2016年2月号(2015/12/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事