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テクノからチャート、その他の音楽業界に関する執筆を担当。

Steven Lawton / Getty Images

エレクトロニック・ダンス・ミュージック(EDM)のフェスティバルやイベントを企画・運営するSFXエンターテイメントが先ごろ、米国で破産を申請した。強固な財務基盤を再構築しようと、同社は1年あまりにわたって努力を続けていた。

同社は3億ドル(約359億円)の負債を清算し、非上場企業として事業を継続する道を模索しており、まずは1億1,500万ドルの債務を株式化すると報じられている。イベントの開催シーズンを控えていることから、この株式化が実現すれば、当面は事業の継続が可能になるとみられる。

2013年下期にナスダックに上場した同社だが、創業者兼CEOのロバート・シラーマンは2015年2月以降、自社株買い戻しによる上場廃止を目指していた。株価はこのところ、数か月にわたって1ドル以下で低迷。今月2日に破産申請が報じられた後には、50%以上下落した。

シラーマンは、「 (破産申請は)当然、期待していた結果ではなかった。だが、今回の再編によって我々には、SFXになし得ることを実現するための機会が与えられる。会長として、新生SFXに関わっていくことを楽しみにしている」と述べた。同社は速やかに、後任のCEO選びに着手する方針だ。
シラーマンは2000年、当初設立したSFXを全米最大級のラジオ局クリア・チャンネルに数十億ドルで売却した。2012年には再びSFXを創業し、小規模なEDMイベントの主催者を次々に買収。総額およそ10億ドルを費やし、多様なEDM関連の事業を手掛け、世界各地でイベントを展開するに至っていた。数年前までは買収を続け、順調な経営が続いているようにみえたが、組織化に問題を抱えていた。

SFXが保有する子会社やEDMブランドは数多く、同社が廃業に追い込まれれば、業界への影響は計り知れない。SFXは大型EDMフェスの「Tomorrowland」や「Rock In Rio」、「Electric Zoo」をはじめ、世界各地で多数のフェスを開催するほか、オンライン音楽ストアの「Beatport」も運営している。

編集 = Forbes JAPAN 編集部

 

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