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Photo Illustration by Sean Gallup/Getty Images

ガソリンを入れるのが面倒だという人に朗報だ。ガソリンスタンドを探さなくても、アプリを使って自分のいる場所にガソリンを積んだトラックを呼ぶことができるサービスが増えている。1月26日にはサンフランシスコ郊外でWeFuelがトラック2台でサービスを開始した。同社はまだ1回目の投資ラウンドで100万ドル(約1.2億円)弱の投資を得ただけだが、野心的な目標を掲げている。

「すべての自動車がWeFuelとつながる未来を目指している」と共同設立者でCEOのAle Donzisは語る。「現在はサンフランシスコのメンロ―パークとパロアルトでサービスを提供しているが、今年中にベイエリアをカバーし、2~3年後には全米を網羅したい」という。

アメリカの3,200億ドル(約38兆円)のガソリン小売市場には他のスタートアップも参入している。シードラウンドで300万ドル(約3.5億円)以上の投資を取り付けたFilldは、2015年からシリコンバレーでサービスを展開している。同様のアプリであるPurpleは、2015年5月にロサンゼルスでサービスを開始した。

ガソリンのデリバリーサービスは、レストランの出前サービスDoorDash、買い物代行のPostmatesやInstacartとも比較される。WeFuelの共同設立者で、出身国のアルゼンチンでは石油・ガス会社に勤めていたJ.P. Freijoは、「ガソリンが食料品や他の分野に比べて遅れを取ったのは、規制が複雑だからだ」と説明する。

WeFuelも連邦や州、その他自治体の規制を遵守しなくてはならない。しかし、彼らはその規制の壁をクリアし、ようやくビジネスモデルを作り上げた。WeFuelではガソリン価格に加え、デリバリー代が7ドル49セント(約890円)がかかる。また月額19ドル99セント(約2,400円)で無制限のプランを提供し、自動車にガソリンの残量が分かるデバイスを搭載させ、必要な場合にはユーザーがその場にいなくても給油できるサービスも検討している。

同社は最近、FreijoがMBAの取得を目指しているスタンフォード大学のStartXアクセラレータープログラムに選ばれた。

編集=上田裕資

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