キャリア・教育

2016.02.10 10:01

女性リーダー育成は、北東アジア共通の課題

ドイツのアンゲラ・メルケル首相/Getty Images

国際労働機関(ILO)によると、日本の女性管理職比率は11.1%にとどまり、108の国・地域別ランキングでは96位となった。中国は16.8%で85位、韓国が11.0%で97位だった。アジアではフィリピンの女性管理職の比率が47.6%と高く、4位にランクイン。東アジア地域は、世界の中でも女性管理職の比率の低さが目立つ。一方で、中南米が上位10カ国中6カ国を占めている。

世界の女性管理職比率ランキング

1. ジャマイカ59.3%
2. コロンビア53.1%
3. セントルシア 52.3%
4. フィリピン47.6%
5. パナマ47.4%
6. ベラルーシ46.2%
7. ラトビア45.7%
8. グアテマラ44.8%
9. バハマ44.4%
10. モルドバ44.1%
15. アメリカ42.7%
24. フランス39.4%
53. シンガポール31.4%
85. 中国 16.8%
96. 日本11.1%
97. 韓国11.0%
出所:ILO Statistical Database,employment by occupation : managers, June 2014.

編集=Forbes JAPAN編集部

この記事は 「Forbes JAPAN No.19 2016年2月号(2015/12/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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