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消費経済:小売業とそれを改革する人々について執筆

Photo by Chesnot/Getty Images

12月に封切られた映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、公開以来米国内だけでも既に8億ドル(約941億円)以上の興行収入を上げている。しかし、ウォルト・ディズニーにとって本当の稼ぎ頭は、スター・ウォーズの関連グッズだ。

アナリストらはスター・ウォーズ関連の玩具、衣料、その他製品は、2016年中に50億ドル(約5900億円)の売上があると見込んでいる。品揃えに不備がなければ、ディズニーは更に多くの利益を上げていただろう。というのは、若いファンに大人気のヒロイン、レイに関連するグッズがほとんどないのだ。

大手玩具メーカーのハズブロが映画の公開に合わせて発売したフィギュアには、チューバッカやいくつかの男性キャラクター、そして名もないストームトルーパーまであったが、その中にレイの姿はなかった。同社はまた、スター・ウォーズをテーマにした新しいモノポリーを発売すると発表したが、ニュースサイトFiveThirtyEightが指摘したように、そのゲームには女性キャラクターはなく、レイは入っていなかった。

この明らかなミスは、SNS上で#WheresRey(レイはどこだ)というキャンペーンに発展し、同映画の関連グッズは、性差別的だという議論を呼んだ。監督のJ.J. Abramsもその議論に加わり、レイが玩具売り場にないのは「不合理で間違っている」とした。

ディズニーはファンの声をしっかり受け止めたようだ。1月12日、同社の製品部門は「ファンの皆さまへのサプライズとしてこれまで公表を控えてきました。新製品ラインは、ヒロインのレイを中心としたものになります」と、プレスリリースで述べた。

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』関連グッズ第2段は、レイのライトセーバー、レイと人気の女性キャラクター、レイア将軍をフィーチャーしたアクション・フィギュアのセット、レゴのビルダブル・フィギュア(その1つは、ついにレイになった)、その他コスチュームから室内装飾まで多岐にわたる。

「レイは初登場にして真のヒーローで、大人気のキャラです」とディズニーストアのシニア・バイス・プレジデントElissa Margolisは語った。

「レイ関連グッズは映画の公開前から高い人気を誇り、入荷してもすぐに売り切れてしまう状況でした。レイ関連グッズの人気は映画の人気と共に高まる一方です」

編集=上田裕資

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