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ハードウェア及び半導体メーカーについて執筆

Photo by Alex Wong/Getty Images

この一年間でドローンはコンシューマデバイスの主役に躍り出たと言えよう。こうしたトレンドの恩恵を受けた会社の一つが、サンフランシスコに本拠を置くLily Roboticsだ。同社が発売を予定しているのは、ユーザーを自動追尾飛行して撮影する「自撮りドローン」。この製品の予約台数は6万台を突破し、3400万ドル(約40億円)を集めた。

Lilyはクアッドコプター型ドローンで、最大時速は25マイル(約40km/h)。高度10~30フィート(約3〜9m)でユーザーを追尾する。また、ハイビジョンカメラを搭載し、1080ピクセル、1秒60フレームで映像を記録する。LilyはGPSと視覚処理を組み合わせてユーザーをトラッキングする。

Lilyが競合として挙げるのはDJIのようなドローン企業ではなく、アクションスポーツカメラのGoProだ。GoProも近くドローンをリリースすることが予想されている。
「Lilyは“空飛ぶカメラ”といった位置づけなんだ。我々は、カメラ業界の競合とは一線を画している」とLilyの共同創業者でCEOのAntoine Balaresqueは話す。

Lilyは昨年5月に予約販売を開始し、空中に投げ出されたドローンがユーザーを自動追尾飛行する様子を映したデモ動画を公開した。Lilyは当初、今年2月までにドローンを購入者の手元に届けるとしていたが製造は遅延し、今では夏までに出荷するとしている。

Balaresqueによると予約者の45%はアメリカ在住だが、中国での反響の大きさに驚かされたという。また、購入者にアンケートを行ったところ、過去にドローンの所有経験がある人はおらず、全員が初めての購入だという。

現在、Lilyは中国の委託製造業者と契約してドローンの製造を行っている。中国には5名の従業員がいるが、全員がセキュリティカメラメーカーのDropcam出身だ。Dropcamは、アルファベット傘下のNestによって買収されている。
昨年9月にフォーブスが報じた通り、Lilyは、Spark Capitalが主導したシリーズAラウンドで1500万ドル(約18億円)を調達している。

編集=上田裕資

 

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