経営・戦略

2026.10.29 08:00

マイクロソフトの純利益が「約5.8兆円」に急増、クラウド売上高も30%増

Oliver Berg/picture alliance via Getty Images

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米国時間10月28日、マイクロソフトは第1四半期決算を発表し、純利益が366億ドル(約5兆8600億円)に達したことを明らかにした。Microsoft Cloudおよびクラウド基盤「Azure」の売上高が急増しており、好調な決算を受けて同社の株価は大幅に上昇した。

第1四半期の売上高は923億ドル(約14兆8000億円)となり、前年同期の776億ドル(約12兆4000億円)から19%増加した。

純利益は前年同期の277億ドル(約4兆4300億円)から366億ドルへと急増し、EPS(1株あたりの純利益)は4.92ドルとなった。

クラウド部門全体の売上高は前年同期比30%増の639億ドル(約10兆2000億円)となり、そのうちAzureの売上高は同48%増の331億ドル(約5兆3000億円)に達した。

決算発表後、マイクロソフトの株価は一時5%近く急騰して557ドル前後をつけた。同社の株価は年初来で9%上昇している。

OpenAIへの投資によって純利益が2億700万ドル(約331億円)、希薄化後のEPSが0.03ドルそれぞれ押し上げられた。公式ブログによると、同社はOpenAIの営利部門に1350億ドル(約21兆6000億円)相当を出資しており、これは持ち分比率で約27%にあたる。

マイクロソフトを率いるサティア・ナデラCEOの推定資産額は14億ドル(約2240億円)だ。ナデラは2025年時点でマイクロソフト株を90万572株(保有比率0.01%)保有しており、その価値は28日時点で約4億8000万ドル(約768億円)にのぼる。

現在マイクロソフトは大規模な人員再編を進めており、今週には全従業員の約27%にあたる約6万人を対象に希望退職を募集した。一方、同社はAI分野の体制構築に2000億ドル(約32兆円)近くを投じることも発表している。顧客企業が独自のAIアプリケーションの規模拡大を図るなか、マイクロソフトはクラウド基盤であるAzureへの旺盛な需要から恩恵を受けている。前四半期にはAzureの売上高が前年同期比43%増を記録し、その年間の売上高は1000億ドル(約16兆円)を突破していた。

(forbes.com原文)

翻訳=江津拓哉

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