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Lauren Elisabeth / Shutterstock.com

Bethesda社のゲームをやっていると、どこかでやるべきことをやり尽くした瞬間が来る。打ち貫けない鎧、畏敬の念を抱かせる武器、丘の上の宮殿、Tamriel/The Wastelandの人々からの尊敬と称賛を手に入れ、ほぼ無敵になる。筆者はいつも、この時点でメインクエストを終了しようと決断する。長い旅の後のちょっとした楽しみであり、手に入る最も深いゲームで人生を過ごした後の絶頂の時である。それが、筆者がFallout 4でやったことでもある。サイドクエストをやりながら、ゆっくりとメインクエストから離れていき、完了を最後にとっておくのである。一つ異なるのは、 Fallout 4 のメインクエストを完了はしないということだ。何故なら、嫌いだからである。

Fallout 4のメインストーリーでは、4つのグループの味方をすることが出来る。Minutemen、Institute、Railroad、Brotherhood of Steelである。それぞれが、長所、短所を持っている。多くのプレーヤーのように、筆者は、全ての役をやってみた。一つのグループためにミッションをこなしながら、他のグループと接し、一般的に、世界を探検する間に、出来るだけ多くの内容を見ようとした。しかしながら、最後には、決断しなければならない。決断の時が来るのが分かったが、それがどれほど嫌なものかは分からなかった。
これまで、プレーヤーに大きく焦点を当てていたシリーズにしては、 Fallout 4は驚くほど限定的である。どの対話を選ぶかはストーリーに大きな影響を与えることは殆どなく、ミッションの多くは、最後まで僅かしか変化しないで行われる。ロールプレイングゲームとしては、これは、幾つかの重大な限界がある。既に自分のキャラクターが誰か、その過去がどんなだったか、彼らが何を大切にしているかは既に分かっている。そして、これらの限界が最も明らかなのは、メインストーリーなのである。

基本的に、4グループは全て、Commonwealth の支配を狙っており、最終的には、それを達成するために殺し合いが起きる。そこで、プレーヤーであるあなたの出番である。筆者は、RailroadとInstituteのどちらかから選ぶことになっていた。何故なら、たまたまMinutemenクエストから出てしまい、 Brotherhood は、鬱陶しいヒップスターが率いるナチスだったからである。Brotherhoodの基地を喜んで爆破したが、ゲームでは、それに関しても本当の意味で選べたわけではなかった。その時点で、筆者は選択肢に直面した。友人のDeaconを含めRailroadの全員を殺害するか、または、Instituteを地面の単なる煙の出ている穴にするまで破壊して、人類回復の最大のチャンスを消滅させ、自分自身の息子を殺すかであった。ストーリーは、このどちらかの選択をしないと終わらない。
それは、腹立たしい二者択一であり、特に、このシリーズが、スピーチチェックをして、ミッションと全てのストーリーを平和に終える事が出来たことを考えるとなおさらである。自分のキャラクターが「他に道があるさ」と何回か言ったが、このゲームでは、それがからかいでしかないように思われる。他に方法はないのである。知る限り、Instituteに理屈を分からせることは出来ないし、Instituteを爆破せずにシンセ・ケーパーを引き上げるように、Railroadを説得することは出来ない。BrotherhoodとMinutemenのエンディングにも、Instituteを爆破し尽くすことが入っているようだ。これは、誰もが賛成できることである。鉄道に乗っていれば、線路の終りでは、そこそこに善良な人々を数多く殺害しなければならない。

他のFalloutsには、これを避ける方法があった。Fallout 3 のエンディングには、数えきれないほどの問題があったが、少なくとも、ゲームの悪役にはスピーチチェックがあったし、仲間を殺さなくてもよいエンディングがあった。Fallout: New Vegas には、チェスのポーン(pawn)になりたくない人のために、「あなた自身の味方をする」オプションがあったし、会話で最後の悪役を倒す方法もあった。そのどれも、今回はない。Minutemenが最も中立的なグループであるが、彼らでもInstituteと中の全員を吹き飛ばしたいと考えている。しかしながら、これらの倫理的にクレージーな連中のために、自分が道具になる理由などない。彼らは皆、筆者、筆者のガトリング・レーザー、X-10パワーアーマー、トリビーハットがなければ、様々な大量殺人を行えないのである。それで、ゲームを停止させた。この長大なストーリーからなるゲームを完了させないで置くのは、もどかしいが、望まない終わり方をするよりは、マシである。

編集=Forbes JAPAN編集部

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