米国時間10月22日に公開された届出書類によると、イーロン・マスクは10月前半に自身のスーパーPAC(特別政治活動委員会)であるAmerica PACに7700万ドル(約123億円)を追加献金した。マスクは共和党の議会多数派維持を全面的に支援しており、中間選挙に向けた献金総額は4億4300万ドル(約709億円)に拡大している。
編注:スーパーPAC(特別政治活動委員会)とは、候補者陣営とは独立して特定候補の当選や落選を訴える政治団体。個人や企業、労働組合、他のPACから上限なく献金を受け取れるが、候補者への献金や陣営と連携した活動は認められていない。米連邦選挙委員会(FEC)への登録と収支報告が義務づけられている
マスクが自身のスーパーPACへ約120億円、10月前半に追加で拠出
米連邦選挙委員会(FEC)への届出書類によると、マスクは10月6日から14日にかけて、3回にわたり計7480万ドル(約120億円)をAmerica PACに直接献金した。
さらに、自身の企業であるUnited States of America Inc.を通じて198万ドル(約3億2000万円)を拠出しており、10月前半の献金総額は約7700万ドル(約123億円)に達した。
America PACの開示情報によると、同団体は10月前半の2週間で約4270万ドル(約68億円)を支出しており、14日時点の手元資金は4650万ドル(約74億円)となっている。
PaidForPoliticsが集計したFECの記録によると、America PACは今回の中間選挙期間中、上院選の接戦地域を中心に約6860万ドル(約110億円)の支出を報告している。
最大の支出先はテキサス州上院選、民主党候補への反対運動に約45億円を投じる
同団体が最も多くの資金を投じているのがテキサス州の連邦上院選だ。これまでに民主党候補のジェームズ・タラリコへの反対運動に2790万ドル(約45億円)、その対立候補であるケン・パクストン(共和党)への支援に480万ドル(約7億7000万円)を費やしている。
また、America PACはオハイオ州の連邦上院選にも約930万ドル(約15億円)を投じているほか、ミシガン州で770万ドル(約12億円)、アイオワ州で270万ドル(約4億3000万円)、メイン州で210万ドル(約3億4000万円)を、主に民主党候補への反対運動に支出している。



