現地時間10月22日、米ハイテク株の下落を受けて世界の富豪上位6人の資産が合計1300億ドル(約20兆8000億円)減少した。企業がAIインフラに数千億ドル規模の資金を投じるなか、その投資対効果をめぐる懸念が再燃したことが背景にある。
テスラ、スペースX、アマゾン、グーグル、デル、メタの株価がいずれも下落したことで、イーロン・マスク、ジェフ・ベゾス、ラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリン、マイケル・デル、マーク・ザッカーバーグの6人が巨額の資産を失った。
マスクの推定資産額は22日午後の時点で740億ドル(約11兆8000億円)減の9147億ドル(約146兆4000億円)となった。スペースXは20日に前年同期比161%の増収を発表していたものの、マイナス350億ドル(約5兆6000億円)のフリーキャッシュフロー、テスラとの合併検討などを受けて同社の株価が9%近く下落したためだ。
また、同じくマスクが率いるテスラの株価も22日午後に2%下落した。第3四半期に予想外のプラス15億ドル(約2400億円)のフリーキャッシュフローを計上したものの、投資家がAIやロボティクス事業の進展に注目するなかで、通期の設備投資見通しを従来の250億ドル(約4兆円)超から200億ドル(約3兆2000億円)へと引き下げたことが響いた。



