11月3日の米中間選挙を前に、ドナルド・トランプ大統領の支持率が低迷しているのは周知の事実だ。共和党は連邦議会の上下両院で過半数割れとなる可能性が日に日に高まりつつあり、そうなれば政策の転換はもとより、億万長者の大統領の振る舞いや倫理観に対する調査も加速しかねない。
通商では強硬なトランプ、習近平国家主席と築いたという良好な関係に威信を賭けてきた
中国をめぐってトランプは、貿易問題で強硬な姿勢を示す一方で、習近平国家主席との良好な関係をとかくアピールすることで体面を保ってきた。だが、米国人の間では中国の評判は全体として芳しくない。
米国民が中国に抱く感情は、G20加盟18カ国でどれほど冷たいか
米調査機関ピュー・リサーチ・センターが10月16日に発表した米国人の20カ国・地域(G20)に対する最新の意識調査結果によると、0~100度の「感情温度計」で測定した対中感情は「かなり冷淡」で、下から3番目だった。
とはいえ、世界の二大経済大国の関係にかかっている利害は大きく、多岐にわたる。



