宇宙

2026.10.20 15:45

オリオン座流星群が降りそそぎ、月と土星が出会う 今週の夜空

オリオン座流星群。中国・内モンゴル自治区にて2017年撮影(Lu Shupei/The 2018 APOD Calendar/NASA)

オリオン座流星群。中国・内モンゴル自治区にて2017年撮影(Lu Shupei/The 2018 APOD Calendar/NASA)

今週は、秋を代表する流星群のひとつ「オリオン座流星群」が主役。明るい流れ星が夜空を高速で駆け抜ける。世界屈指の知名度を誇るハレー彗星が軌道上に残していった塵の粒子が起源で、今年は夜半過ぎまで月明かりが夜空を照らすが、未明に月が沈んだ後は好条件で観測できる。

週末には金星が地球と太陽の間を通過し、満月目前の月が見ごろの土星と並んで見える。10月20日(火)からの1週間の夜空の見どころを紹介しよう。

10月21日(水)夜~10月22日(木)明け方:オリオン座流星群が極大

毎年恒例のオリオン座流星群は、日本時間22日未明に極大を迎える。極大時の流星出現数は最大20個で、暗い空の下なら1時間に10個程度の流れ星が観測できそうだ。見ごろは上弦の月が沈んだ後から夜明け前まで。オリオン座が空高く昇り、北半球が流星の飛び出してくる方向にちょうど向き合う時間帯となる。

SEE
ALSO

サイエンス > 宇宙

ハレー彗星の置き土産「オリオン座流星群」が22日極大、狙い目は未明~明け方

10月24日(土):金星が内合

金星はこの日、地球と太陽の間を通過し、春先から長く輝き続けた「宵の明星」の期間に正式に終止符が打たれる。内合の金星は太陽のまぶしさの中に完全に隠れて見えないが、それも束の間だ。今後数週間のうちに、こんどは「明けの明星」として日の出前の東の空に姿を現す。

金星の満ち欠けと見かけの大きさの変化(国立天文台)
金星の満ち欠けと見かけの大きさの変化(国立天文台)

10月24日(土):月と土星が接近

日没後に南東の空を見上げると、満月まであと2日の明るい月が土星に接近して見える。立派な環を持つこの惑星は、最大の見ごろである「衝(しょう)」を今月4日に迎えたばかり。肉眼でも簡単に見つけられるが、望遠鏡で観察するととても見ごたえがある。

月が土星に接近(国立天文台)
月が土星に接近(国立天文台)

10月26日(月):ハンターズムーンの満月

北米先住民の農事暦で「ハンターズムーン(狩人の月)」と呼ばれる満月が、26日の日本時間午後1時12分に満月の瞬間「望」を迎える。

SEE
ALSO

サイエンス > 宇宙

10月の満月は「ハンターズムーン」 呼び名の由来は? 見ごろはいつ?

次ページ > 流星観察のコツは、放射点を見ないこと

翻訳・編集=荻原藤緒

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事