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AI

2026.10.23 18:15

1秒に135回攻撃の衝撃 AIエージェントを悪用した巧妙手口の実態

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近年、企業や公的機関を標的としたサイバー攻撃や、それに伴う大量の個人情報流出に関する報道が連日世間を騒がせている。業務のデジタル化やクラウド移行が急速に進む一方で、悪意ある第三者による攻撃手口も目覚ましい進化を遂げており、組織の規模や業種を問わず、あらゆる企業が常に危険と隣り合わせの状況にある。サイバーセキュリティクラウドが公表した最新の「Webアプリケーションへのサイバー攻撃検知レポート」を見てみても、直近で起きた一連の情報流出事案に本調査が直接結びつくわけではないものの、攻撃が一段と高度化かつ巧妙化している実態が報告されている。

それによると、2026年7月から9月までのサイバー攻撃検知数は累計で約10.7億件に達した。1日平均で約1165万件、1秒あたりに換算すると約135回もの攻撃が行われている計算だ。とりわけ9月は約4.5億件と7月の約1.6倍に急伸し、9月26日には1日で約2142万件を記録するなど、攻撃の激しさは一段と増している。

攻撃種別を見ると、システムの設定露出や弱点を探る「Webスキャン」が全体の53.1%と半数を占めるが、警戒すべきはデータベースを不正操作して情報を窃取する「SQLインジェクション」の動きである。この攻撃は7月の約2638万件から9月には約4728万件と約1.8倍に膨れ上がった。これは、下見行為(スキャン)と実際のこじ開け(侵入の試行)が同時に活発化している状態だ。

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文=飯島範久

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