ウクライナからの報告。1694日目。
ロシアの空襲が激化する
戦争は10月11日から14日にかけてエスカレートした。ロシアは首都キーウや北東部ハルキウをはじめとするウクライナの都市に対し、ミサイルやドローン(無人機)による攻撃を強めた。キーウでは13日夜から14日朝にかけての攻撃で、地元警察によると5人が死亡し、36人が負傷した。
キーウの発電所3カ所が攻撃を受ける
ウクライナ空軍の発表によると、ロシアはこの攻撃でミサイル39発とドローン128機を発射した。地元メディアの報道によれば、キーウ市内にあるコージェネレーション(熱電併給)発電所3カ所がすべて攻撃を受けた。ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領は、攻撃目標はキーウとキーウ州、ハルキウにあるエネルギー施設など重要インフラだったと説明した。この攻撃により、少なくとも60万人が停電の被害に見舞われた。
キーウではこれに先だつ12日、ダルニツィキー地区にある25階建ての集合住宅が攻撃に遭い、地元当局によると2人が死亡、少なくとも9人が負傷した。
ウクライナ第2の都市ハルキウで12日にあったミサイル攻撃では、緊急対応要員1人を含む4人が死亡し、少なくとも41人が負傷した。ミサイルの1発は4階建て集合住宅を直撃し、一部を丸ごと破壊した。ハルキウ郊外の町ピソチンでは、11日に食料品店付近にミサイルが着弾し、16歳の少年を含む3人が死亡、25人が負傷した。
Horrific moment of a Russian missile strike in Pisochyn (just outside Kharkiv) just now.
— Kate from Kharkiv (@BohuslavskaKate) October 11, 2026
At least 3 people are confirmed killed ‼️ 9 are injured. The fire is still raging, the death tall is likely to rise. pic.twitter.com/NTa1H1QX2o
米国が弾道ミサイルの発射情報を伝えなかった疑い
ゼレンスキーはロシアによる12日と13日の弾道ミサイル攻撃に関して、パートナー諸国側から警報を受け取っていなかったと明らかにした。米CBSニュースによると、米当局は気象条件を理由に挙げたが、ウクライナ当局はその説明に異を唱えている。ウクライナ空軍はその後、13日から14日にかけての夜にあった3波の攻撃については、パートナー諸国側から警報を受けていたと報告した。ドナルド・トランプ米大統領は、米国がインテリジェンス(情報)共有を停止したとの見方を否定している。



