変装とかコスプレは、やる前は恥ずかしいけど、一度やってしまえば自分が変わる感覚がして、けっこうハマるものだ。しかし同調圧力の強い日本社会では人の目が気になる。そこでハロウィンのような公然とコスプレができる機会はありがたい。では、どれくらいの人がコスプレを楽しんでいるのだろうか。バンコクのフォトスタジオ「姫と侍」などを運営するジー・ブーンは、ハロウィンのコスプレ体験に関する調査を実施した。
調査対象はハロウィンでコスプレをしたことがある20〜50代の男女331人。まず、コスプレを行うようになったきっかけを聞くと、友人や知人に誘われたという人がもっとも多かった。続いて、職場や学校のイベント、テーマパークなどのイベントへの参加などとなった。お誘いやイベント参加といったきっかけで始めた人が大半だ。

実際にコスプレをしてみてどう感じたかを尋ねると、24.5%が「実際にやってみると楽しいと感じた」と回答している。また22.7%は「悪くないと感じた」と脈ありの回答をしている。あわせて47.2%が肯定派だ。それに対して、「少し恥ずかしい」と「かなり恥ずかしい」があわせて43.5%とやや拮抗した。

また機会があればコスプレをしたいかを聞くと、45.9%が「そう思う」と答えた。楽しかったと感じた割合よりやや減るが、「どちらとも言えない」という24.8%から参加する人も出てくるはずだ。

では、コスプレでどんなポジティブな感覚を得たかを聞くと、もっとも多かったのが「非日常感」だった。それに、高揚感、自由、一体感、解放感と続く。

何かとストレスの多いこの社会で生きていくうえで、ひとときの非日常感や解放感を味わうことは大切だ。どんなところでコスプレをしたいかを聞くと、お祭りやフェスという回答が多かった。昔ながらのお祭りも、ある意味で非日常の体験だが、ハロウィンはそれぞれが自由な変装で楽しむお祭りだから、高揚感はなおさらだろう。
アメリカなどでは、知らない人同士で「それいいね!」なんて独創的な仮装を褒め合い盛り上げるのが普通だが、シャイな日本人はなかなかそうはいかない。もしこうした褒め合う文化がハロウィンから芽生えれば、コスプレ人口が増えて、ほんの1日でも同調圧力を忘れて疲れたメンタルを癒やせるようになるだろうと期待を寄せる。
出典:ジー・ブーン ハロウィンでコスプレをした人の約5割が、コスプレにポジティブな感情を抱いたことが判明!そのうち6割以上が、コスプレを通じて得た感覚として「非日常感」を挙げる



